読書ログ: 本の読み方 ~スローリーディングの実践~
「本の読み方 ~スローリーディングの実践~」著: 平野啓一郎
https://www.amazon.co.jp/dp/4569654304
おじさんだと思ったら、思ったより若い方だった。
この本を読むことになったきっかけ
- 祖父に勧められて。私が「最近速読をマスターできるようになりたい」と言ったところ、勧められた。
- 本の読み方の勉強をしたいと感じたため
スローリーディングとはどのようなものか
端的にいうと、「本を豊かに読めるようになるための方法」。速読というのは、ビジネス書でよく勧められていたりするものの、長期的なスケールで見た場合には結局自分の身にはならず、時間の無駄になる。スローリーディングのような、しっかりと噛み砕いて理解した内容だけが自分の中に入るということ。
ちなみにこの本はそんなにスローリーディングしないで読んでしまった...。
スローリーディングはどんな時に使える?
- 文学作品をより豊かに読むとき
- 哲学などの少し硬めの文章で主張を見つける時に使える。
- 自分が文章を書くとき
- 文学作品を比較するとき
いわゆる現代文のテストで出てくるような文章を読むときはスローリーディングは非常に有効。
ビジネス書のような、太字で書かれていたり、要点をまとめただけの本を読むときはスローリーディングはあまり有効に使えない。
スローリーディングをする際のtips
- 国語の問題は問題作者が伝えたいことを説明する問題で、文章の作者の問題ではない
- わからない日本語、曖昧な日本語は調べる
- スローリーディングした結果をアウトプットすることは効果的
- 基本編、ブログをかく、友達に説明をする。応用編で、英語で説明する
- 唐突な言葉が急に出た場合は作者が前提として説明したかったこと
- 違和感のある言葉選びは今後の展開に左右される
- 状況設定は状況を絞るためにある
- 副詞は5w1hを表たり
- 過去形現在形に注目する
- 助詞の使い方
- 「は」→ 確実に主語
- 「が」→微妙